中東情報分析

イスラーム過激派モニター(会員限定)

『イスラム過激派モニター』は、「イスラーム国」やアル=カーイダ等のイスラーム過激派諸派に関して、これまで「中東かわら版」を通じて発行していた内容により詳細な分析を加えたレポートです。

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2025/02
NEW No.M24-21 月刊イスラーム過激派の動向:2025年1月 【目次】
1.シリアの新たな政権と混乱
2.各地のAQ諸派
3.アフリカのISの武装活動
4.アジア
5.米国とイスラーム過激派
6.ガザ紛争の停戦合意
2025/01
No.M24-20 月刊イスラーム過激派の動向:2024年12月 【目次】
1.湾岸情勢
2.アフリカ
3.IS系諸派
4.アジア
5.シリア:「攻撃抑止」攻勢によるアサド政権崩壊
6.アサド政権崩壊に伴うイスラーム過激諸派の反応
2024/12
No.M24-19 月刊イスラーム過激派の動向:2024年11月 【目次】
1.湾岸
2.アフリカ
3.ISの広報と中東での活動
4.アジア
5.レバノンでの停戦とシリアでの攻勢
2024/12
No.M24-18 「イスラーム国ホラーサーン州」がターリバーン幹部を殺害 2024年12月11日、アフガニスタンのカーブルにある難民省で爆発があり、ターリバーン政権のハリールッラフマーン・ハッカーニー難民相とその護衛複数人が死亡した。本件について「イスラーム国」(IS)系の「ISホラーサーン州」が犯行声明を出した。「ISホラーサーン州」による閣僚クラスの要人殺害は初であり、注目に値する。本稿では一次資料を基にこれを解説し、同派の動向とアフガニスタンの治安状況について検討する。


【目次】
はじめに
1.これまでの「ISホラーサーン州」の動向
2. ISが発信した声明の検討
おわりに
2024/11
No.M24-17 月刊イスラーム過激派の動向:2024年10月 【目次】
1.ガザ、レバノン情勢を巡る諸派の動き
2.AQ諸派の武装活動
3.IS諸派の武装活動
4.アジア・バローチスタン
2024/10
No.M24-16 月刊イスラーム過激派の動向:2024年9月 【目次】
1.「イスラーム国」の動向
2.AQ諸派の広報:9.11から23年
3.アフリカ地域のAQ諸派
4.アジア・バローチスタン
5.ガザ紛争の拡大の影響
2024/10
No.M24-15 JNIMによるマリ首都攻撃と西アフリカ諸国への影響  2024年9月17日、マリの首都バマコで空軍基地と軍学校を標的とした攻撃が起き、70人以上が死亡したと報道された。同日、アル=カーイダ勢力の「イスラームとムスリム支援団(JNIM)」は、本攻撃に関する犯行声明と特攻部隊員の画像を公式広報機関「ザッラーカ機構」を通じて発表した。
 本稿ではまず、JNIMのバマコ攻撃に関する犯行声明や画像類を分析する。次に、西アフリカで活動地域の拡大を目指すJNIMの動きを考察する。そして展望として、JNIMの攻勢がマリと同じくロシアと治安協力を進める他の西アフリカ諸国の治安情勢に及ぼす影響について検討する。

【目次】
はじめに
1.JNIMの犯行声明
2.活動地域の拡大を目指すJNIMの動き
3.展望:JNIMの攻勢が西アフリカの治安情勢に及ぼす影響
2024/09
No.M24-14 月刊イスラーム過激派の動向:2024年8月 【目次】
1.アルバイーンを迎えた「イスラーム抵抗」
2.中東地域のAQ諸派
3.アフリカ地域のAQ諸派
4.アジア
5.IS諸派:「IS 中央アフリカ州」の伸張
2024/09
No.M24-13 SAMIM撤退による「イスラーム国モザンビーク州」への影響 2024年4月以降、南部アフリカ開発共同体(SADC)待機軍(SAMIM)のモザンビークからの撤退が始まった。「イスラーム国」(IS)系の「ISモザンビーク州」がモザンビーク北部で勢力を拡大する中、モザンビークの治安維持機構に変化が生じている。
日本が出資するガス田開発サイトや日本のODA事業である「ナカラ経済回廊」計画の存在を踏まえると、モザンビークの治安状況は本邦や世界の経済安全保障の面で重要性を持つ。本稿では、「ISモザンビーク州」をめぐる2024年上半期の主な事件を振り返り、その脅威度とモザンビークの治安情勢を検討する。

【目次】
はじめに
1.「ISモザンビーク州」の概要
2.SAMIMとその撤退の背景
3.SAMIMは「ISモザンビーク州」にどのような影響を与えたのか
4.SAMIM撤退開始と「ISモザンビーク州」の伸張
5.撤退完了後のモザンビークの治安維持
6.外国軍撤退後の諸事例から考えられる共通点
2024/08
No.M24-12 イスラーム過激派とヨーロッパ:ISのドイツ攻撃 2024年8月23日、ドイツ西部のノルトライン・ウェストファーレン州ゾーリンゲン市で刃物による襲撃事件が発生した。現場では市政650周年を記念したイベントが行われていた。これについて「イスラーム国」(IS)の自称通信社「アアマーク通信」が24日に犯行声明を発信した。
本稿では、犯行声明等を基に本件の概要を解説し、最近のヨーロッパでのイスラーム過激派の動向をまとめる。


【目次】
1.事件の概要
2.ヨーロッパでのイスラーム過激派
3.『ナバウ』での言及とIS犯行声明の有無
2024/08
No.M24-11 月刊イスラーム過激派の動向:2024年7月 【目次】
1.「イスラーム抵抗」の連携は続く
2.中東地域のAQ諸派
3.アフリカ地域のAQ諸派
4.IS諸派に見られた微細な変化
5.アジア
6.ISとローン・ウルフ
2024/08
No.M24-10 ハマースのハニーヤ政治局長暗殺に対するイスラーム過激派の反応 2024年7月31日、ハマースのイスマーイール・ハニーヤ政治局長とその警護員1名がイランの首都テヘランで殺害された。同局長はテヘランのゲストハウス滞在中に殺害され、ハマースはこれをイスラエルの犯行と断定しているが、方法などを含め、情報が錯そうしている。
一方でハマースの属する「抵抗の枢軸」諸派はもちろん、アル=カーイダ(AQ)系諸派や「イスラーム国」(IS)など、イスラーム過激派は本件について即座に声明を発信した。本稿では各派の主張を確認しつつ、『イスラーム過激派モニター』No.M24-05 で検討したイランに対する反応とも併せて、諸派の立場を検討する。

【目次】
1.抵抗の枢軸をめぐる動向
2.AQ系諸派
3.IS独自の着眼点
4.ハマースとイランの扱いの差
2024/07
No.M24-09 「イスラーム国」がオマーンのシーア派行事を攻撃 2024年7月16日、オマーンの首都マスカット市内ワディ・カビール地区のモスクで銃撃事件が発生した。これについて「イスラーム国」(IS)が「オマーン」名義で犯行声明を発出した。
ISのオマーンでの犯行声明は初めてであり、同派のGCC諸国での活動は近年ほぼ見られなかった。また、オマーンではISに限らず、反体制的な運動自体が少ない。これらの点から、本件はISとオマーンのどちらの文脈で見ても特異と言える。
本稿では、犯行声明等を基に本件の概要を解説し、本件をどう捉えるべきかを検討する。

【目次】
はじめに
1. 事件の概要
2. ISの活動にとってのアーシューラー
3. GCC諸国におけるISの活動展開
2024/07
No.M24-08 月刊イスラーム過激派の動向:2024年6月 【目次】
1. イラク:「イスラーム抵抗」の様相
2. レバント地域
3. 湾岸諸国
4. アフリカ
5. アジア
6. イード・アドハーを楽しむイスラーム過激派
2024/06
No.M24-07 月刊イスラーム過激派の動向:2024年5月 【目次】
1.イラク:イード・ガディールの祝日化を巡る反応
2.レバント地域
3.イエメン、アフリカのAQ系諸派
4.アフリカで伸張するIS系諸派
5.アジア
6.ガザ危機と国際情勢の影響
7.新たな「イスラーム抵抗」
2024/06
No.M24-06 アンサール・アッラーが「イラク・イスラーム抵抗」と合同作戦を実施 2024年6月6日、イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)とイラクの「イラク・イスラーム抵抗」が声明を発信し、イスラエルのハイファ港に対し合同作戦を行ったと発表した。今般のガザ紛争において両主体は「抵抗の枢軸」の一派と位置付けられるが、今回のような合同作戦が発表されたのは初めてである。本稿では、この合同作戦について解説し、今後の影響につき検討する。

【目次】
はじめに
1.これまでの「抵抗の枢軸」の動向
2.発信された声明の検討
3.今後の影響
2024/06
No.M24-05 イスラーム過激派にとってのイラン:ライーシー大統領墜落死を受けて 2024年5月19日、イランのライーシー大統領とアブドゥルラヒヤーン外相を乗せたヘリコプターが同国東アゼルバイジャン州の山間部で墜落し、同二名を含む搭乗者全員が死亡した。
本事案を受け、一部のイスラーム過激派は弔意声明を発信したり、その死を喜んだりするなど様々な反応を見せた。本稿ではこれを事例として、イスラーム過激諸派から見たイランの姿を描き出すことを試みる。

【目次】
はじめに
1.声明の発信状況
2.IS機関誌『ナバウ』でのイランへの言及
3.HTSの犯人捜し
4.イスラーム過激派にとってのイラン
2024/05
No.M24-04 月刊イスラーム過激派の動向:2024年4月 【目次】
1.イード・フィトルを楽しむイスラーム過激派
2.イラン・イスラエル対立を巡るイラクのシーア派民兵諸派とIS
3.レバント地域
4.湾岸諸国
5.アフリカのAQ系諸派
6.アフリカのIS系諸派
7.アジア
8.カラチでの日本人暗殺未遂事件
2024/05
No.M24-03 「イスラーム国」はいつ「攻勢」を発出するのか 2024年1月、「イスラーム国」(IS)が「かれらに会えば、何処でもこれを殺しなさい」攻勢の名の下に活動を活発化させ、犯行声明数を一時的に増加させた。
ISはどのような時にこうした攻勢を呼びかけるのか。これは、警戒を強化するべき兆候を汲み取るという治安維持の観点から、検討する価値がある。本稿ではこの問題意識のもと、ISの攻勢をめぐる実態を明らかにする。

【目次】
はじめに
1.イスラーム過激派の一般的習性である攻勢
2.ISが行ってきたこれまでの攻勢
3.攻勢開始パターンの類型
4.ロシアでの作戦はなぜ攻勢に結びつかなかったのか
おわりに
2024/04
No.M24-02 月刊イスラーム過激派の動向:2024年3月 【目次】
1. ISがモスクワを攻撃
2. イラク:抵抗運動の「第二段階」
3. シリア
4. イエメン・アフリカのAQ系諸派
5. アフリカのIS系諸派
6. アジア
7. 国連に対するターリバーンの反応

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