中東情報分析

イスラーム過激派モニター(会員限定)

『イスラム過激派モニター』は、「イスラーム国」やアル=カーイダ等のイスラーム過激派諸派に関して、これまで「中東かわら版」を通じて発行していた内容により詳細な分析を加えたレポートです。

*法人会員の企業の方は、ご担当者様にお送りしているIDとパスワードで会員ログインすることで、各サービスを閲覧・利用できます。

2024/01
No.M23-16 フィリピンでの「イスラーム国・東アジア州」の実態 2023年12月、フィリピン南部のミンダナオ島マラウィにある大学施設で爆発があり、この事件に関して「イスラーム国」(IS)は犯行声明で「不信仰者キリスト教徒の集団を爆破した」と主張した。この事件にとどまらず、同派の2023年における犯行声明は8月を境に増加傾向にあり、大局的にも「東アジア州」名義での活動が近年徐々に再活性化しつつある。
そこで本稿では、改めてIS東アジア州の実態について確認する。そして、ISのアジアや本邦への見方を最新の論説から考察する。

【目次】
1.IS東アジア州とは何か
2.活動実態
3.ISにとってのフィリピン
4.東アジア州の脅威度と展望:日本への言及
2024/01
No.M23-15 月刊イスラーム過激派の動向:2023年12月 1. イラク・レバノンで活発化する「抵抗の枢軸」
2. シリア
3. アラビア半島・アフリカ
4. アジア
5. AQの広報活動
2023/12
No.M23-14 月刊イスラーム過激派の動向:2023年11月 1. 東アラブ地域(イラク・シリア・レバノン)
2. アラビア半島・アフリカ
3. アジア
4. AQの扇動は続く
2023/12
No.M23-13 シャバーブの統治:組織構造と行政 シャバーブ運動は長期にわたってソマリア中南部を実効支配しているが、その統治や組織構造に関して明らかにされているところが少ない。本稿は、シャバーブがどのように支配地住民を統治しているのか、シャバーブの統治に関してこれまで明らかになっていることに加え、同派の現在の広報活動で描写される省庁の活動をもとに考察する。

【目次】
はじめに
1.シャバーブの組織構造
2.具体的な各省庁の統治活動
3.現地の長老との関係
4.結び:拡大する支配領域と今後

2023/11
No.M23-12 月刊イスラーム過激派の動向:2023年10月 1. イラク・シリア
2. アラビア半島・アフリカ
3. アジア
4. アクサーの大洪水を受けたAQ広報媒体の活発化
2023/11
No.M23-11 「アクサーの大洪水」を受けたパレスチナ域外での暴力 2023年10月7日にハマースがイスラエルに対して開始した「アクサーの大洪水」作戦は、確実に中東地域の情勢を悪化させている。またこの影響は域外の治安情勢にも及び、イスラーム過激派や、同作戦に触発されたと思われる(あるいはそうであるかのように報じられる)、個々人や集団による暴力事件が起こっている。本稿では、同作戦開始から1カ月が経過した時点で発生した様々な暴力事件を、イスラーム過激派によるもの以外を含めて概観した上で、そこで犯行主体が何を標的としているのかについて考察する。

【目次】
1.「アクサーの大洪水」以降の暴力
2. 犯行の種類
3. 標的についての具体的な指南
4. 限定的な「ユダヤ権益」と無制限なヘイトクライム
2023/10
No.M23-10 月刊イスラーム過激派の動向:2023年9月 【目次】
1. 伸び悩む「イスラーム国」
2. アル=カーイダ系諸派の活動
3. ターリバーン、及びパキスタンのイスラーム過激派
4. 2つの災害に寄せられた関心と9.11の風化?
2023/10
No.M23-09 ハマースのイスラエル攻撃に対するイスラーム過激派の反応  10月7日、パレスチナ・ガザ地区のハマース及び同軍事部門のイッズッディーン・カッサーム旅団は、「アクサーの大洪水」と称した作戦を実行し、イスラエルに対して攻撃を開始した。これに対して、他のイスラーム過激諸派はどのような反応を見せたのか。今般のハマースの行動が彼らに与えうる影響について考察したい。

【目次】
1. 「アクサーの大洪水」を受けた声明一覧
2. 具体的な影響が及ぶ可能性
2023/09
No.M23-08 月刊イスラーム過激派の動向:2023年8月  本稿では、2023年8月のイスラーム過激派の動向について、以下の国・地域別に考察する。

【目次】
1. 「イスラーム国」をめぐる動向
2. イラク・シリア
3. アラビア半島・アフリカ
4. アジア
5. おわりに
2023/08
No.M23-07 月刊イスラーム過激派の動向:2023年7月  本稿では、2023年7月のイスラーム過激派の動向について、以下の国・地域別に考察する。

【目次】
1. イラク
2. シリア
3. アラビア半島・アフリカ
4. アジア
おわりに
2023/08
No.M23-06 サヘル地域のイスラーム過激派:マリ国連部隊の撤収とニジェール政変の影響  サヘル地域(主にマリやブルキナファソ、ニジェール)では、イスラーム過激派組織による攻撃が多発し、治安状況が悪化の一途を辿っている。こうした中、マリでは2013年より展開中のMINUSMA(国連マリ多面的統合安定化ミッション)が2023年末までに撤収することが決定された。また、今年7月末にニジェールで軍事クーデターが発生し、政治的混乱が生じている。仏軍のニジェール撤退やロシアの民間軍事会社「ワグネル」の展開の可能性もあり、今後、ニジェールでの治安維持能力の変化が過激派の勢力拡大につながるかが注視される。
 本稿では、まず犯行声明よりイスラーム過激派の活動実態について考察する。次に、MINUSMAのマリ撤収とニジェールの政変がサヘル地域の治安情勢に及ぼす影響を検討する。

【目次】
1. 犯行声明から見る過激派組織の活動実態
2. マリ国連部隊撤収による治安上の影響
3. ニジェール政変がサヘル地域の治安状況に及ぼす影響
2023/08
No.M23-05 「イスラーム国」新カリフに対する各「州」の忠誠表明と武装活動の展望 2023年8月3日に「イスラーム国」(IS)が第5代アブー・ハフス・ハーシミー・クラシーの即位を発表したのを受け、同派の各地域支部(州)は、彼に対する忠誠の誓い(バイア)の儀礼を行い、インターネット上で公開した。新カリフ選出後、各「州」の忠誠表明は恒例となっており、忠誠表明の発出時期や画像類は、各州の勢力規模や士気を推察できる機会となる。
本稿は、まずIS各州の忠誠表明の状況を確認し、次に忠誠表明とその後の武装活動の関連性を分析する。そして、今後の武装活動の展望について検討する。


【目次】
1. 各州の忠誠表明一覧
2. 忠誠表明と武装活動の関連性
3. 武装活動の展望
2023/08
No.M23-04 「イスラーム国」が第4代カリフの死亡と第5代カリフの即位を発表 8月3日、「イスラーム国」(IS)はインターネット上で、第4代カリフ、アブー・フサイン・フサイニー・クラシーの死亡と、第5代カリフ、アブー・ハフス・ハーシミー・クラシーの即位を発表した。先代カリフについては今年4月、トルコのエルドアン大統領がシリアで殺害したと発表していたが、ISが本件を認めたのは初めて。ISによれば、先代カリフはシリアのイドリブで、トルコが支援する武装グループ、シャーム解放機構による攻撃で死亡した。本稿では、カリフ交代の声明につき解説し、今後の影響につき検討する。

【目次】
1. カリフ死亡・即位声明の概要
2. 今後注視すべき点など
2023/08
No.M23-03 パキスタンで「イスラーム国」が自爆攻撃 7月30日、パキスタンで政治集会中に爆発が起こり、44名以上が死亡、200名近い負傷者が出た。これについて、「イスラーム国・ホラーサーン州」(ISKP)が犯行声明を出した。場所は同国北西部、アフガニスタンとの国境近くのハイバル・パフトゥーンフワー州マラカンド管区のバジョール地区で、州都ペシャワールに近く、ここ数年、イスラーム過激派が活発化している地域である。本稿では、ISKPの近年の伸張とともに、これがパキスタン北西部の治安状況に及ぼしている影響につき検討したい。

【目次】
1. 犯行声明
2. パキスタン北西部に移動しつつあるISKP
3. パキスタン北西部を牙城とするTTP
4. 今後の影響
2023/07
No.M23-02 スウェーデンでのクルアーン冒涜にかかわるイスラーム過激派の反応 2023年7月20日、在イラク・スウェーデン大使館がデモ隊による襲撃を受けた。一連の出来事の背景にあるのは、6月28日にスウェーデンの首都ストックホルムで、イラク人のサルワン・モミカ氏(37歳男性、難民あるいは移民。キリスト教徒、元人民動員部隊所属と報じられている)が行った、モスクの前でクルアーンを燃やすという挑発行為である。本稿では、これに関してイスラーム過激諸派が何らかの反応を見せてきたのかを整理し、その意味を検討したい。

【目次】
1. ストックホルムでのクルアーン冒涜に関するタイムライン
2. ストックホルムでのクルアーン冒涜を受けたイスラーム過激派による声明
3. ストックホルムでのクルアーン冒涜騒動をどう位置づけるか
2023/04
No.M23-01 「イスラーム国・モザンビーク州」の活動とガス田開発への影響  モザンビーク北部では、2017年より「シャバーブ 」と呼ばれるイスラーム過激派組織が、軍やキリスト教徒の住民に対する攻撃を繰り返している 。同組織は2019年に「イスラーム国(IS)・中央アフリカ州」名義で戦果発信を開始した。2021年には、日本も出資するガス田開発サイトに進攻し、事業中断に追い込んだ。その後、2022年より「ISモザンビーク州」名義で活動し、依然として治安上の脅威となっている。こうした中、2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻を機に、欧州諸国がロシア産化石燃料からの脱却を進め、代替調達先の1つとしてモザンビークに期待を寄せている。
 本稿では、ISモザンビーク州の活動地の変化に注目しながら、再開が目指されているガス田開発事業への影響を検討する。

【目次】
1.ISモザンビーク州の活動地の変化
2.ISモザンビーク州の活動がガス田開発の動向に及ぼす影響
2023/03
No.M22-22 ブルキナファソにおける「イスラーム国・サヘル州」の伸長とサヘル地域情勢  2023年2月以降、「イスラーム国(IS)・サヘル州」はブルキナファソで攻撃を活発化させている。ブルキナファソでは、ISサヘル州以外のイスラーム過激派組織も攻勢を強めており、治安状況が悪化の一途を辿っている。こうした中、フランス軍がマリに続き、ブルキナファソからも撤退する見通しとなり、フランスのサヘル地域への軍事的関与が更に弱まると予想される。
 本稿では、まずISサヘル州がブルキナファソで伸長している理由を分析する。次に展望として、ブルキナファソでの治安悪化がサヘル地域情勢や周辺諸国の治安情勢に及ぼす影響を検討する。

【目次】
1.ブルキナファソで伸長するISサヘル州
2.展望:サヘル地域情勢や周辺諸国の治安状況への影響
2023/01
No.M22-21 ペシャーワル市のモスク爆破事件とパキスタン・ターリバーン運動の反応 2023年1月30日、パキスタンのペシャーワル市のモスクで昼の礼拝が行われていたところ、爆発があり、31日までに少なくとも59名が死亡、157名が負傷した。この事件に関し、パキスタン・ターリバーン運動(TTP)の幹部2名が犯行声明を出した一方で、TTP報道官が事件との関係を否定する声明を出した。本稿は、最近のTTPの活動状況や声明類の発信をもとに、2つの声明と事件との関連や今後のパキスタンにおけるイスラーム過激派の脅威について分析する。

【目次】
1.事件の概要とパキスタン・ターリバーン運動の否定声明
2.TTPの活動状況と今次声明からわかること
2023/01
No.M22-20 アラビア半島のアル=カーイダはどこで何をしてるのか 2022年8月、米国がアル=カーイダ(AQ)の首領アイマン・ザワーヒリーの殺害を発表してから約5カ月がたった。この間、AQが新指導者を発表するでも、各地のAQ系武装組織が弔意や米国への復讐を発信するでもなく時間が過ぎている。ソマリアのシャバーブは依然として積極的な武装活動を展開し、西アフリカの「イスラームとムスリム支援団」(JNIM)もフランス軍の撤退を機に伸張を見せている。一方で「イスラーム的マグリブのアル=カーイダ」(AQIM)や「インド亜大陸のアル=カーイダ」(AQIS)は武装活動がほとんど報告されないが、だからといってそのことがザワーヒリーの殺害発表による影響かというとそうではないだろう。同発表が各地のAQ系勢力の活動に与えた影響は、良きにつけ悪しきにつけ現時点でほとんど見当たらず、諸派の動向はすぐれてローカルな文脈に依存しているといってよいのが現状だ。このことを前提に、本稿は2022年に比較的目立った活動転換を見せた「アラビア半島のアル=カーイダ」(AQAP)の動向に着目したい。

【目次】
1. AQAPの戦場
2. AQAPの標的
3. 8月の転換をどう見るか
2022/12
No.M22-19 「イスラーム国」新カリフへの遅れての忠誠表明 2022年12月14~19日、「イスラーム国」(IS)のシナイ州、東アジア州、リビア州の3つの支部が、カリフ・アブー・フサイン・フサイニー・クラシーへの忠誠表明を行い、その様子をインターネット上で公開した。これで、前カリフに忠誠表明を行った州の全てが新カリフへの忠誠表明を済ませたことになる。

1 2 3 4 5 6 次へ >


PAGE
TOP