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ターリバーン統治の今後の方向性~行動原理と諸課題に着目して~

No.R21-12 ターリバーン統治の今後の方向性~行動原理と諸課題に着目して~

 2021年4月14日の米軍のアフガニスタン撤退発表を受けて、ターリバーンが攻勢を強め、同年8月15日に首都カーブルを制圧しました。その後、暫定内閣発表(同年9月7日)を経てターリバーンが統治を開始しました。半年が経過しますが、その様態は必ずしも明瞭となっていません。本レポートでは、ターリバーンの行動原理と直面する諸課題に着目し、今後の統治のありうべき展開について、青木研究員が考察し各位のご高覧に供します。


【目次】
1. 序文
2. ターリバーンの思想的背景
(1)基本的な活動目標
(2)イスラーム的統治とは
(3)デーオバンド派の潮流と特徴
3. アフガニスタン固有の歴史・文化・社会的背景
(1)部族慣習法パシュトゥーン・ワリー
(2)無視できない「農村の精神」と戦争の遺産
(3)小括
4. ターリバーンが抱える諸課題
(1)組織の統率
(2)中・下級司令官、および末端戦闘員の士気の維持
(3)「外側の聴衆」との関係性
(4)小括
5. おわりに:大義と実態の狭間で


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