中東分析レポート(会員限定)
イラン・イスラエル戦争の評価と展望――地域主要国の立場から――
No.R25-01 イラン・イスラエル戦争の評価と展望――地域主要国の立場から――
2025年6月13日のイスラエルによるイラン攻撃で開始したイラン・イスラエル戦争は、23日のトランプ米大統領による停戦合意発表を経て、24日に両当事国による「勝利」宣言が出たことでひとまずの休止を迎えました。ただし、冒頭の先制攻撃の背景であるイランの核施設の被害状況が不透明な中、イスラエルの警戒が完全に解かれたわけではなく、またイランが今後米国との交渉を迎える状況下、イラン・イスラエル戦争は常に再開の危険をはらんでいます。12日間続いた戦争をイラン・イスラエル含む地域諸国がどうとらえているかについて、今後のありうべき展開とともに当会研究員が分析し、各位のご高覧に供します。
【目次】
1. イランの立場
2. イスラエルの立場
3. トルコの立場
4. GCC諸国の立場
5. エネルギー情勢への影響