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JCPOAのゆくえ#3:「イランの脅威」とはなにか

No.R23-11 JCPOAのゆくえ#3:「イランの脅威」とはなにか

2018年に米国が離脱してイランへの制裁を再開して以降、核合意(JCPOA)が形骸化しています。再建交渉が停滞する背景を探ると、イランが攻勢に転ずる可能性への危惧、いわゆる「イランの脅威」の問題が見え隠れします。この問題は、ウクライナ紛争や最近のガザ危機など、折にふれ浮上し、イランの拡張志向に注目が集まります。そもそもこの「イランの脅威」とは何なのでしょうか。本件について、JCPOAを例にとり、近藤協力研究員が分析いたします。

【目次】
はじめに
1.「イランの脅威」とは何か
(1)「イランの脅威」というナラティヴ
(2)欧米を中心とした国際社会の認識とそのズレ
(3)湾岸・近隣諸国の認識と現況
2.イランの安全保障観・防衛意識とは何か
(1)背景と概要
(2)「イランの脅威」を助長する要因
3.JCPOAの再建はなるのか
(1)再建交渉と「イランの脅威」
(2)イラン側の課題
おわりに


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