中東情報分析

中東分析レポート(会員限定)

民間軍事会社「ワグネル」の中東・アフリカ進出――地中海からアフリカに広がるロシアの影響力――

No.R22-04 民間軍事会社「ワグネル」の中東・アフリカ進出――地中海からアフリカに広がるロシアの影響力――

ロシアの民間軍事会社「ワグネル」が中東やアフリカで存在感を示しています。同社の活動地は2014年のウクライナ東部への進出を皮切りに、シリアやリビア、近年はアフリカ諸国まで広がってきました。同社の活動は、活動国の政情や紛争の趨勢にも多大な影響を及ぼしています。このように近年の活動が目覚ましいワグネルについて、高橋研究員が中東やアフリカに進出している背景と狙いを分析し、各位のご高覧に供します。

【目次】
1. 民間軍事会社「ワグネル」とは
(1)ワグネルの起源や活動、傭兵
(2)ワグネルとロシア政府との関係
(3)民間会社形態の利便性
2. ワグネルのシリア・リビア進出
(1)シリア紛争:ロシア軍の補強部隊
(2)リビア紛争:ロシアの軍事的プレゼンスの構築
(3)シリア・リビア間の軍用機の飛行ルート
3. アフリカ進出を加速させるワグネル
(1)ワグネルの活動国
(2)アフリカ進出の狙い
4. 今後の展望:ウクライナ危機下のワグネルの動向


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