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中東分析レポート(会員限定)

アフガニスタン国民統合に向けた課題と今後の展望 ――「部族」に着目したターリバーン暫定内閣の分析――

No.R21-06 アフガニスタン国民統合に向けた課題と今後の展望 ――「部族」に着目したターリバーン暫定内閣の分析――

 2021年9月7日、ターリバーンが暫定内閣を発表しました。しかし、その陣容が「包摂的(inclusive)な」政権とあまりに程遠いものであったため、各国から厳しい反応が相次いでいます。また、アフガニスタン国民は現金や食料にも事欠く生活困窮に陥っています。本稿では、ターリバーン暫定内閣の成立で垣間見える内部対立とその影響について青木研究員が分析します。


【目次】
1. はじめに
2. 当初より遅れた暫定内閣発表
3. 暫定内閣の陣容
4. 路線、部族、出身地域などから見る内部対立
5. 各国の反応
6. おわりに:未だ実現していない国民統合


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