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イスラーム過激派にとってのイラン:ライーシー大統領墜落死を受けて
No.M24-05 イスラーム過激派にとってのイラン:ライーシー大統領墜落死を受けて
2024年5月19日、イランのライーシー大統領とアブドゥルラヒヤーン外相を乗せたヘリコプターが同国東アゼルバイジャン州の山間部で墜落し、同二名を含む搭乗者全員が死亡した。
本事案を受け、一部のイスラーム過激派は弔意声明を発信したり、その死を喜んだりするなど様々な反応を見せた。本稿ではこれを事例として、イスラーム過激諸派から見たイランの姿を描き出すことを試みる。
【目次】
はじめに
1.声明の発信状況
2.IS機関誌『ナバウ』でのイランへの言及
3.HTSの犯人捜し
4.イスラーム過激派にとってのイラン