『別冊・中東研究（2023）』発行のお知らせ
別冊・中東研究：中東各国動向（2023）が発行されました！
別冊・中東研究：中東各国動向（2023）が2024年3月1日に発行されました。（通常の『中東研究』とは異なり、会員向け配布はございません）
毎年、本シリーズでは、1年間の中東各国動向をまとめた「日誌データ編」、イスラーム過激派モニター班が過激派の重要動向を分析した会員限定レポート「イスラーム過激派モニター」、および、重要なニュースをピックアップして解説した「かわら版編」を収録しております。
さらに、以下も収録しました。
●特別書き下ろし「中東ユーラシアにおける地域秩序変容と連結性」
中東を含む広域ユーラシア地域を指す中東ユーラシアでは、近年、域内関係再編が著しく進んできました。こうした状況の中、日本は2016年に「自由で開かれたインド太平洋」構想を提唱し、同地域でのルールに基づく秩序形成と連結性強化に取り組んできました。一方、日米豪印の4カ国枠組み「クアッド」を結成して以降、日本は中東ユーラシアに対し、時代の変化に即した形で、従来の発想を越えたアプローチを示せていないことも事実です。
本特集では、中東ユーラシアにおける地域秩序変容の実態について、各国の視点から分析するとともに、同地域における大国主導の連結性戦略の様態を検討しました。
1206頁の大ボリュームをPDF版、CD/DVD版でご提供いたします。
今号も資料価値の高いデータ、原稿が集まりました。是非お手にとってご覧いただければ幸甚です。
- 別冊・中東研究：中東各国動向（2023）
- 定価 本体2,000円＋税
- 発行所 公益財団法人中東調査会
- 発行日 2024年3月1日
『別冊・中東研究：中東各国動向（2023）』目次
2023年かわら版編
＜湾岸・アラビア半島地域＞
アラブ首長国連邦（UAE）、イエメン、イラク、イラン、オマーン、カタル、クウェイト、サウジアラビア、バハレーン、GCC
＜東地中海地域＞
イスラエル、シリア、トルコ、パレスチナ、ヨルダン、レバノン
＜北アフリカ地域＞
アルジェリア、エジプト、チュニジア、モロッコ、リビア
＜その他＞
アフガニスタン、中東、イスラーム過激派
2023年日誌データ編
＜湾岸・アラビア半島地域＞
アラブ首長国連邦（UAE）、イエメン、イラク、イラン、オマーン、カタル、クウェイト、サウジアラビア、バハレーン
＜東地中海地域＞
イスラエル、シリア、トルコ、パレスチナ、ヨルダン、レバノン
＜北アフリカ地域＞
アルジェリア、エジプト、チュニジア、モロッコ、リビア
＜その他＞
アフガニスタン
特別書き下ろし：「中東ユーラシアにおける地域秩序変容と連結性」
「中東ユーラシアにおける地域秩序変容と連結性」に寄せて
連結する中東ユーラシアに対する米国の姿勢（広島大学 准教授 溝渕正季）
中国の外交（駒澤大学 教授 三船恵美）
新たな対外パートナーを「南」に模索するロシア（一般社団法人ロシアNIS貿易会 研究員 中馬瑞貴）
「拡大近隣」としての中東とユーラシアに対するインドのアプローチ（岐阜女子大学 特別客員准教授 笠井亮平）
イランとアゼルバイジャンの関係修復がもたらす地政学的意義（同志社大学 教授 中西久枝）
「アブラハム合意」が象徴する中東の世代交代に湾岸諸国はどう応じるのか（中東調査会 研究主幹 高尾賢一郎）
トルコの外交と安全保障はどのように変化したのか？（中東調査会 主任研究員 金子真夕）
ガザ情勢と東地中海のエネルギー動向（中東調査会 主任研究員 高橋雅英）
多角化するイラン外交（中東調査会 研究主幹 青木健太）
ご購入方法
（1）中東調査会へお申込み
当会に直接Eメールでお申込下さい。CD/DVD-ROMの場合、別途、送料をご負担頂きます。
お支払方法：
お申込を受領した後、PDFまたはCD/DVD-ROMと請求書を送付致しますので、指定の銀行口座に代金をお振込みください。
お申込み先・お問合せ先：
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