『中東研究』ご案内

『中東研究』第531号発行のお知らせ

 『中東研究』第531号(2017年度 Vol.Ⅲ)が発行されました!

本号では、「ペルシア湾岸地域を取り巻く国際情勢と海洋の安全保障」と題する特集を組みました。情勢変動の著しい湾岸地域の国際関係を読み解くため、中東調査会は国内の専門家を集め2017年4月から「ペルシア湾岸地域を取り巻く国際情勢と海洋の安全保障」研究会を発足させ、研究を進めてきました。本号では、その研究成果を特集として組んでおり、ポスト米国の中東地域秩序において、米露中がいかに中東・湾岸地域に関与しているのか、また、中東の地域大国であるトルコとエジプトが湾岸情勢においてどのような立場にあるのかについて分析しています。

このほか、「最近の動向」では、クーデター後に明らかになりつつあるトルコのギュレン運動の組織構造(幸加木論文)に関する論文を掲載しています。

本号にも、昨今の中東情勢を見通すべく、時宜にかなった論文が多数集まりました。是非お手にとってご覧いただければ幸甚です。

目次

【大使の見たままに】

イエメン情勢/林 克好 

 

【特集:ペルシア湾岸地域を取り巻く国際情勢と海洋の安全保障】

特集に寄せて/村上 拓哉

揺れる米国の対中東政策と胎動する「ポスト米国」の中東地域秩序――湾岸と海洋の安全保障を中心に/溝渕 正季

中東湾岸地域に対するロシアの軍事的関与――その実態と限界/小泉 悠 

中東におけるミサイル防衛の発展と米国の取り組み/村野 将

中国の中東政策――「一帯一路」構想における関与の様態/八塚 正晃

中国海軍のインド洋進出とグワダル港――「基地化」の虚実/栗田 真広 

なぜトルコはカタルを重視するのか/今井 宏平

最近のエジプト外交における湾岸地域情勢の位置づけ――イエメン紛争とカタル断交問題の比較/金谷 美紗

サウジアラビアの海軍増強計画――イランの脅威への対処と紛争の管理を巡る問題/村上 拓哉

 

【最近の動向】

公然化するギュレン運動の行方――2016年7月トルコのクーデタ未遂事件を機に/幸加木 文

 

【書評】

Ulfat Aḥmad al-Khashshāb

Tārīkh Taṭawwur Ḥudūd Miṣr al-Sharqīya wa Ta’thīruh ‘alā al-Amnu al-Qawmī al-Miṣrī 1892-1988

(エジプト東部国境の発展史:エジプトの国家安全保障に与えるその影響1896年-1988年)/西舘 康平

 

 

定価:(本体2,000円+税) ※送料別

※『中東研究』は紙版の他、セキュリティ付きのPDFファイルによるCD/DVD版も販売しております。

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