№187 中東:新型コロナウイルスに関する日本関連の規制
中国で発生した新型コロナウイルスの問題は、中東諸国でも日本・日本人を対象とする入国規制が取られる問題へと発展している。本稿執筆時点で中東諸国がとっていることが確認できる諸措置は以下の通り。
国名 |
主な措置 |
アフガニスタン |
|
イラン |
|
トルコ |
|
イラク |
|
クウェイト |
|
バハレーン |
|
カタル |
|
UAE |
|
サウジアラビア |
|
オマーン |
|
イエメン |
|
シリア |
|
レバノン |
|
ヨルダン |
|
イスラエル |
|
パレスチナ |
|
エジプト |
|
リビア |
|
チュニジア |
|
アルジェリア |
|
モロッコ |
|
評価
エジプト、マグリブ諸国では日本を対象とした措置は特に取られていないようだが、これらの諸国では地理的に近接し、ウイルス感染者数が増加しているイタリアについては航空便の運航や出入国について措置を講じている場合もありうるので、注意が必要である。なお、ウイルスの感染の広がりも、各国の措置も状況が刻々と変化するため、諸措置についても常時事前に確認することが望ましい。
(中東調査会)
◎本「かわら版」の許可なき複製、転送はご遠慮ください。引用の際は出典を明示して下さい。
◎各種情報、お問い合わせは中東調査会 HP をご覧下さい。URL:https://www.meij.or.jp/