中東かわら版

№185 トルコ:「イスラーム国」に潜入しようとした日本人拘束

 トルコの軍警察(ジャンダルマ)は、トルコから「イスラーム国」入りしようとした日本人男性を拘束したと発表した。当局によれば拘束された日本人は「M.M」というイニシャルで24歳だという。

 拘束された場所は、シリアと国境を接するトルコ南東部の都市ガズィアンテプで、何らかの方法で知り合った「イスラーム国」メンバーと携帯電話で連絡を取り合っていたとされている。

 トルコの複数のメディアは、拘束された「M.M」は、裁判所での書類作成終了後、国外追放になる見通しと報じている。

 

 

(Doğan News Agency)

 

評価

 日本人が「イスラーム国」に戦闘員として潜入を試み、トルコで拘束されたというニュースは、日本のみならずトルコ国内でも衝撃をもって受け止められている。同報道は、トルコ大手のドアン通信から配信され、ドアングループ傘下のヒューリエット紙も大々的に取り上げており、同紙のサイト上では3月24日12時現在、最も読まれている記事となっている。

 「M.M」という人物がなぜ「イスラーム国」を目指したのか、どこで「イスラーム国」メンバーと接触したのかなどの詳細は不明だが、「イスラーム国」への参加を目的として国外の治安当局に拘束された日本人は今回が初めてと見られることから、詳細な動機解明が必須となろう。

(金子研究員)

◎本「かわら版」の許可なき複製、転送はご遠慮ください。引用の際は出典を明示して下さい。
◎各種情報、お問い合わせは中東調査会 HP をご覧下さい。URL:https://www.meij.or.jp/

| |


PAGE
TOP