講演会の報告

2.16 第13回中東情勢分析発表会(金谷研究員)

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  • 公開日:2016/02/17

2016年2月16日(火)14:00~15:30、フォーリンプレスセンター6階「会見室」にて、第13回「中東情勢分析発表会」を開催いたしました。

 

報告者:金谷 美紗(かなや みさ)中東調査会研究員

演 題:「北アフリカ諸国の政治・治安情勢」 

 

「アラブの春」後の北アフリカ地域は、民主化に成功した国、失敗した国、内戦となった国、権威主義体制を維持する国と、それぞれ異なる状況にありますが、いずれも情勢は流動的です。今回は、エジプト、リビア、チュニジアを中心に、北アフリカ諸国の政治や治安状況について現状と見通しを分析しました。

この分析発表会は、中東調査会の研究員が担当地域・国の情勢について中・長期的な視点から分析を行い、その成果を発表するとともに、参加者の方々と意見交換を行う場です。質疑応答では活発な議論が行われ、盛会となりました。ご参加ありがとうございました

 

研究員略歴

 

金谷 美紗(かなや みさ)

専門:比較政治学・民主化、現代エジプト政治

 

職歴

2012年12月~ 中東調査会研究員
2009年6月~ 外務省国際情報統括官組織専門分析員(~2011年6月)

 

学歴:

2008年3月 上智大学大学院外国語学研究科国際関係論専攻博士後期課程満期退学
2006年9月 カイロ・アメリカン大学客員研究員
2003年3月 上智大学大学院外国語学研究科国際関係論専攻博士前期課程修了(修士)

 

著書:

・中東調査会イスラーム過激派モニター班(共著)『「イスラーム国」の生態がわかる45のキーワード』 明石書店、2015年。
・北澤義之・高岡豊・横田貴之編訳『ムスリム同胞団の思想:ハサン・バンナー論考集(上、下)』岩波書店、2015、2016年(共同翻訳者)。
・「2014年エジプト大統領選挙――スィースィーの『圧倒的勝利』が意味すること」『中東研究』521号、2014年。
・「揺れるシナイ半島――イスラーム過激派の台頭と民主化への影響」『中東研究』519号、2013年。

 

以上

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