中東分析レポート(会員限定)
シリアにおけるイランのプレゼンス ――レバノンと革命防衛隊をつなぐ「橋頭保」シリア
No.R24-03 シリアにおけるイランのプレゼンス ――レバノンと革命防衛隊をつなぐ「橋頭保」シリア
イスラエルとレバノンのヒズブッラーとの間での緊張が高まる中、イランの動向が注目されます。とりわけ、前線レバノンに対して兵站拠点の役割を果たすシリアでの革命防衛隊の展開や能力評価が重要な中、同国におけるイランのプレゼンスは必ずしも明らかでありません。この問題について研究員が分析・評価しましたので、各位のご高覧に供します。
【目次】
1. はじめに
2. シリアにおけるイランの戦略的目標
3. 革命防衛隊及び民兵のプレゼンス状況の推移
(1)シリア紛争直後の展開
(2)ロシアのウクライナ侵攻を経て
(3)イスラエル・ファクターの影響
4. レバノン・シリア間の密輸ルートを介したつながり
5. イラン・イスラエル双方の見方
(1)イランの見方
(2)イスラエルの見方
6. 結語