中東情報分析

中東分析レポート(会員限定)

ターリバーン復権を経たアフガニスタン・パキスタン関係 ――パキスタン軍部の想定され得る思惑――

No.R23-14 ターリバーン復権を経たアフガニスタン・パキスタン関係 ――パキスタン軍部の想定され得る思惑――

2021年8月15日のターリバーン復権以降、アフガニスタン・パキスタン関係が流動化しています。隣国として、国境を巡る係争、難民問題、テロ対策等、多くの争点を巡って時に激しい対立が見られます。ターリバーン復権以降のアフガニスタン・パキスタン関係について、青木研究主幹が分析しましたので、各位のご高覧に供します。

【目次】
1. はじめに
2. 両国関係の歴史的変遷:山あり谷ありの二国間関係
(1)歴史的経緯
(2)最近の政治関係、及び、パキスタン国内治安情勢
(3)最近の経済・貿易関係、及び、難民を含む社会的問題
3. ターリバーン復権を経たアフガニスタン・パキスタン関係の主な争点
(1)国境問題:デュランド・ラインを巡る攻撃の勃発と軍事的緊張の高まり
(2)テロ対策:TTP含むテロ組織の取締り
(3)難民問題:アフガニスタン不法移民・難民の強制送還措置と反発
4. 現状に対する双方の受け止めと想定され得る思惑
(1)パキスタン軍部の受け止めと想定され得る思惑
(2)ターリバーンの受け止めと想定され得る思惑
5. 結論


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