中東情報分析

中東分析レポート(会員限定)

ターリバーン暫定政権の対外関係 ――「事実上の承認」とその具体的な様態――

No.R22-14 ターリバーン暫定政権の対外関係 ――「事実上の承認」とその具体的な様態――

 ターリバーンが実権を掌握して以降、アフガニスタンについては主に女性の権利侵害やテロ活動の活発化等の様子が伝えられています。他方、ターリバーンと諸外国との関係の実態は、充分明らかでありません。現在、諸外国はターリバーンとどのように関与しているのでしょうか。青木主任研究員が、ターリバーンの対外関係について分析・評価しましたので、各位のご高覧に供します。


【目次】
1.はじめに:既成事実の積み重ねを経た「事実上の承認」
2.ターリバーン暫定政権の基本的な対外政策方針
3.各国におけるアフガニスタン大使館の受け入れ状況の検証
4.諸外国とターリバーン暫定政権との関与の実態に関する分析・評価
(1)国際会合の主催国から見る影響力を維持・拡大する国々
(2)各国要人往来・会談数から見る諸外国による関与の実態とその分析
5.おわりに:全体的な評価・考察と将来の展望


PAGE
TOP