中東情報分析

中東分析レポート(会員限定)

シリアのアラブ連盟復帰をめぐる中東諸国の思惑

No.R23-02 シリアのアラブ連盟復帰をめぐる中東諸国の思惑

2023年5月7日、カイロで開かれたアラブ連盟臨時外相会合において、シリアが同連盟に復帰することが決定しました。2011年11月、反体制運動への弾圧を理由にアラブ連盟のメンバーから外されて以降、地域及び国際社会で孤立に近い状況にあったシリアにとっては、大きな転換と呼べます。未だ流動的な面もありますが、目下の主な中東諸国の思惑や動きについて当会研究員が纏めましたので、各位のご高覧に供します。

【目次】
1. シリア:アサド政権「孤立」化政策の行き詰まり
2. GCC諸国:意見不一致も地域外交では連携がトレンドに
3. イラン:大統領による13年ぶりのシリア訪問が意味するもの
4. トルコ:シリアとの関係改善に向けた兆しも課題は山積
5. その他:イスラエル、エジプト、ヨルダン、マグリブ諸国
6. 結論


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