中東情報分析

中東分析レポート(会員限定)

サウジアラビアの統治構造の変化と地域情勢への影響

No.R17-03 サウジアラビアの統治構造の変化と地域情勢への影響

2017年6月21日に突如発表されたサウジ皇太子の交代は、内外に大きな驚きをもたらした。サルマーン国王は2015年1月の国王就任以来、およそ2年の間に2人の皇太子を廃嫡し、ついに自身の息子ムハンマドを皇太子の座まで引き上げることに成功した。同時に、この王族内の政治闘争は、1960年代に成立したサウジアラビアの統治構造を著しく変化させることになった。本稿は、統治構造の変化がサウジ政治の文脈において意味するところを解き明かすとともに、長期政権化が予想されるムハンマド・サルマーン政権の地域情勢への影響について分析する。


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