中東情報分析

イスラーム過激派モニター(会員限定)

「イスラーム国」がアフガニスタンの中国人行きつけホテルで自爆攻撃

No.M22-18 「イスラーム国」がアフガニスタンの中国人行きつけホテルで自爆攻撃

2022年12月12日、「イスラーム国」(IS)のホラーサーン州は、活動拠点であるアフガニスタンの首都カーブルで自爆攻撃を行ったとの声明を出した。声明によれば、標的は「中国人の外交官やビジネスパーソン」(声明原文ママ)が使用するホテルで、ターリバーンとあわせ、30名以上を殺傷した。自爆したIS戦闘員2名(以下図)に関しては、決行前にISの新カリフ・アブー・フサイン・フサイニー・クラシーに忠誠を誓う画像が声明とあわせて公表された。なおターリバーンの公式報道官は、実行犯3名(全員死亡)、外国人ホテル宿泊者2名が軽傷、ホテル宿泊客・外国人ともに死者は無し、と発表した。


PAGE
TOP