中東情報分析

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2021年12号 ターリバーン統治下の「イスラーム国」

No.M21-12 2021年12号 ターリバーン統治下の「イスラーム国」

 レポート第8号(M21-08「「イスラーム国」がアフガニスタン・カーブル空港で自爆攻撃」)で述べたように、アフガニスタンにおける米軍の撤退及びターリバーンの全土制圧によって、同国を活動拠点としてきた武装組織「イスラーム国」(IS)の「ホラーサーン州」の伸長が懸念されてきた。本稿では、実際にホラーサーン州の武装活動が活発化しているのかどうかを、ISの週刊機関紙『ナバウ』の戦果報告から説明したい。

【目次】
1. ホラーサーン州の戦果状況
2. ホラーサーン州の活動分布
3. 今後注目すべき点


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