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2021年10号 「9.11」20周年にみるアル=カーイダの没落 ――アイマン・ザワーヒリー新作の分析――

No.M21-10 2021年10号 「9.11」20周年にみるアル=カーイダの没落 ――アイマン・ザワーヒリー新作の分析――

 2021年9月11日は、米国同時多発テロ事件の20周年にあたる日であった。アフガニスタンでターリバーンが全土を制圧し、欧米諸国に対するジハードの勝利が宣言された直後に「9.11」20周年が到来し、ターリバーンと近い関係にあり、かつ「9.11」を実行したアル=カーイダ(AQ)がどのような反応を示すか注目されていた。そして実際に、9月11日近辺にAQの首領アイマン・ザワーヒリー名義の文書と演説動画がAQ広報部門「サハーブ広報製作機構」から発表された。本稿はこの2つの発信物を分析し、現在、AQがイスラーム過激派の世界でどのような影響力を持ちうるのか考察する。
1.ザワーヒリー名義の文書・演説の要旨
2.分析:AQ総司令部の失敗
3.結論


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