2023年度外交・安全保障事業
- 成果の発信
- 公開日:2024/12/17
12.16 中東情勢シンポジウム「中東ユーラシアにおける大国主導の連結性戦略を読み解く―ロシア・イラン・インド等が協力する国際南北輸送回廊の実態―」の実施報告
2024年12月16日(月)、中東調査会は都内にて、中東情勢シンポジウム「中東ユーラシアにおける大国主導の連結性戦略を読み解く―ロシア・イラン・インド等が協力する国際南北輸送回廊の実態―」を開催しました。
冒頭、中東調査会の齋木昭隆理事長から開会挨拶並びに趣旨説明がありました。
続いて、各国は中東ユーラシアにおいて、どのような背景や考えをもとに連結性戦略を講じているのかについて、国際南北輸送回廊の事例を中心に、笠井亮平岐阜女子大学特別客員准教授、中馬瑞貴一般社団法人ROTOBO主任、中西久枝同志社大学教授、青木健太中東調査会研究主幹より、各々、インド、ロシア、イラン、ユーラシアの視点から講演がなされました。
続くパネル・ディスカッションでは、討論者の廣瀬陽子慶應義塾大学教授を招き、青木健太中東調査会研究主幹のモデレーターによる進行のもと、パネリスト4名による討論が行われました。
最後に、中東調査会の佐々木幹夫会長による閉会挨拶がなされました。
今回のシンポジウムは、中東ユーラシアにおいて大国主導の様々な連結性事業が交錯する構造的背景や、国際南北輸送回廊の動向が地域・国際情勢に与えるインパクト等について多角的な考察を図るとともに、参加者との間で活発な意見交換を行う貴重な機会となりました。
以上