『中東研究』第554号のお知らせ
『中東研究』第554号(2025年度Vol.II)が9月30日が発行されました!
本号は「統治と宗教・宗派の現在」と題する特集を組み、イスラエル、モロッコ、イラン、トルコ、ヨルダン、バハレーンにおける統治と宗教の関係に関する論文を掲載しました。このほか、「最近の動向」では、湾岸産油国と米国のエネルギー関係について分析した論文を所収しました。
本号にも、昨今の中東情勢を見通すべく、時宜にかなった論文が多数集まりました。是非お手にとってご覧いただければ幸甚です。
目次
【大使の見たままに】
日・ヨルダン関係:イスラエル・レバノン在留邦人退避とその意味合い/奥山 爾朗
オマーンという国/山本 条太
【特集:統治と宗教・宗派の現在】
イスラエル国におけるユダヤ教右派集団の統治への抵抗:宗教シオニズム内の分裂イスラエル/犬塚 悠太
モロッコの「穏健なイスラーム」モデルの国際的発信/白谷 望
近現代イランにおけるイスラームとナショナリズム/斎藤 正道
エルドアン政権下における統治と宗教の再編――選択的ライクリッキとイスラームの再政治化/金子 真夕
ヨルダンにおける統治と宗教の現在――王政とムスリム同胞団ヨルダン/平 寛多朗
バハレーンにおける宗教的多様性の現在――ユダヤ教徒コミュニティの事例を通して/高尾 賢一郎
【最近の動向】
湾岸産油国と米国のエネルギー関係――石油市場での競合と天然ガス産業での協力/高橋 雅英
【書評】
保井啓志著『権利の名のもとに:イスラエルにおける性的少数者の権利と動物の権利』/山下 泰幸








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