アフガニスタン・ペーパーズー隠蔽された真実、欺かれた勝利
中東調査会の青木健太研究員が翻訳協力に参加しました。
根拠なき楽観論、改竄される情報、現地への偏見と無理解......。1000名を超える政府・軍関係者へのインタビュー、ラムズフェルド国務長官の残した1万枚以上のメモなど膨大な資料が明らかにする米史上最長の戦争の失敗、そしてタリバン復権に至る真相。大きな反響を呼んだワシントン・ポストによる調査報道、待望の書籍化。
序文
アフガニスタン地図
第Ⅰ部 誤った勝利の味 2001~2002
1 混乱した任務
2 「悪者は誰だ?」
3 国造りプロジェクト
第Ⅱ部 大きな動揺 2003~2005
4 アフガニスタンは後回しになる
5 灰の中から軍隊をよみがえらせる
6 超初心者でもわかるイスラム教
7 二枚舌
第Ⅲ部 ターリバーンの復活 2006~2008
8 嘘と情報操作
9 一貫性のない戦略
10 軍閥
11 アヘンとの戦争
第Ⅳ部 手を広げすぎたオバマ 2009~2010
12 倍賭け
13 無限の資金の暗い穴
14 友人から敵へ
15 腐敗にとりつかれて
第Ⅴ部 崩壊 2011~2016
16 真実との戦い
17 内なる敵
18 大いなる幻想
第Ⅵ部 膠着状態 2017~2021
19 トランプの番
20 麻薬国家
21 ターリバーンとの対話
謝辞
情報源に関する注記
注
訳者あとがき
参考文献
索引(事項索引・人名索引)