『中東研究』ご案内

『中東研究』第529号発行のお知らせ

 『中東研究』第529号(2017年度 Vol.Ⅰ)が発行されました!

本号では、「中東の持続可能性」と題する特集を組みました。人口増加率の高い中東地域においては、水や食料といった基礎的な資源を巡る問題が生じているほか、新たなエネルギー源の導入など持続可能な経済発展を目指す取り組みが各地で進んでいます。本特集では、原油価格の下落による収入源に直面する湾岸産油国で進む経済改革(脇論文)、食料安全保障が国内政治の重要課題となっているエジプトの現状(土屋論文)、中東諸国で期待が寄せられつつも未だ初期段階にある原子力発電の導入(下郡論文)、国際ダム建設を巡るエジプトとエチオピアの対立(西舘論文)についてそれぞれ個別に分析しています。

このほか、「最近の動向」では、トランプ政権の中東観と政権内の認識の相違(高橋論文)、2015年以降のトルコの内政・外交動静(石原論文)に関する論文を掲載しています。

本号にも、昨今の中東情勢を見通すべく、時宜にかなった論文が多数集まりました。是非お手にとってご覧いただければ幸甚です。

目次

【大使の見たままに】
包括的なパートナー、カタール/津田 慎悟

【特集: 中東の持続可能性】

人口増と収入減が迫るGCC諸国の経済改革/脇 祐三
エジプトの食料安全保障/土屋 一樹
中東地域における原子力発電の導入――現状と課題/下郡 けい
ナイル川流域における利水・治水開発とその政治性――エチオピアのGERD建設を事例に/西舘 康平

【最近の動向】
トランプ政権と中東――その人間模様/高橋 和夫
トルコで何が起きているのか――公正発展党政権による憲法改正と内政・外交(2015年~2017年)/石原 猛

【書評】
Ali Al-Naimi
Out of the Desert: My Journey from Nomadic Bedouin to the Heart of Global Oil/村上 拓哉

 

定価:(本体2,000円+税) ※送料別

※『中東研究』は紙版の他、セキュリティ付きのPDFファイルによるCD/DVD版も販売しております。

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