中東かわら版

№25 モロッコ:内閣改造(第3次ベンキーラーン内閣)

 5月20日、ムハンマド6世国王は内閣改造を行った。全38閣僚のうち5ポストのみで入れ替えが行われ(下記表の太字部分)、小規模な内閣改造となった。

 

【第3次ベン・キーラーン内閣】
※太字部分は第2次ベン・キーラーン内閣からの変更ポスト(『中東かわら版』2013年10月11日付No.194を参照

1

首相

アブドゥルイルフ・ベン・キーラーン

 

2

内相

ムハンマド・ハサード

 

3

外相

サラーフッディーン・ミズワール

 

4

法相

ムスタファー・ラミード

 

5

ワクフ・イスラーム相

アフマド・タウフィーク

 

6

官房長官

イドリース・ダッハーク

 

7

経済・財務相

ムハンマド・ブーサイード

 

8

建設・国土整備相

イドリース・ムルーン

【新】人民運動党

9

住宅・都市政策相

ムハンマド・ナビール・ベンアブドッラー

 

10

農業・漁業相

アジーズ・アフヌーシュ

 

11

国民教育・職業訓練相

ラシード・ベルムフタール

 

12

高等教育・科学研究相

ラフサン・ダーウディー

 

13

設備・運輸相

アジーズ・ラッバーフ

 

14

工業・商業・投資・統計経済相

ムーラーイ・ハフィーズ・イルミー

 

15

青年・スポーツ相

ムハンナド・ウンスル

前建設・国土整備相;人民運動党

16

保健相

フサイン・ワラディー

 

17

通信相/政府報道官

ムスタファー・ハルフィー

 

18

エネルギー・鉱業・水・環境相

アブドゥルカーディル・アマーラ

 

19

観光相

ラフサン・ハッダード

 

20

連帯・女性・家族・社会開発相

バシーマ・ハッカーウィー

 

21

文化相

ムハンマド・アミーン・サビーヒー

 

22

在外国民・移民担当相

アニース・ビルー

 

23

議会・市民社会関係担当相

アブドゥルアジーズ・アンマーリー

【新】公正開発党

24

伝統工業・社会連帯経済相

ファーティマ・マルワーン

 

25

労働・社会問題相

アブドゥルサラーム・サディーキー

 

26

首相付国防行政担当相

アブドゥルラティーフ・ルーディー

 

27

内相付国務相

シャルキー・ドライス

 

28

外相付国務相

ムバーラカ・ブーイード

 

29

首相付総務・統治担当相

ムハンマド・ワファー

 

30

工業・商業・投資・経済統計相付対外貿易担当相

ムハンマド・アブー

 

31

国民教育・職業訓練相付国務相

ハーリド・バルジャーウィー

【新】ムハンマド6世大学法学部長;人民運動党

32

高等教育・科学研究相付国務相

ジャミーラ・ムサッリー

【新】公正開発党

33

設備・運輸相付運輸担当相

ムハンマド・ナジーブ・ブーリーフ

 

34

経済・財務相付予算担当相

イドリース・アズミー・イドリース

 

35

首相付公務員・行政近代化担当相

ムハンマド・マブディウ

 

36

エネルギー・鉱業・水・環境相付環境担当相

ハキーマ・ヒーティー

 

37

エネルギー・鉱業・水・環境相付水担当相

シャルファート・アフィーラール

 

38

工業・商業・投資・経済統計相付小規模事業・非公式部門統合担当相

マームーン・ブーフドゥード

 

評価

 今次内閣改造の直接のきっかけは、ハビーブ・シューバーニー前議会・市民社会関係担当相(公正発展党)とスマイヤ・ベンハルドゥーン前高等教育・科学研究相付国務相(公正発展党)との恋愛関係が報じられ、ベンキーラーン首相が不快感を示したことによる。両ポストは同じく公正発展党の人物によって埋められた。また、1月にムハンマド・オウジーン(人民運動党)が辞任して以来空席だった青年・スポーツ相ポストは、前任者と同じく人民運動党のムハンナド・ウンスルが建設・国土整備相から異動、同ポストに任命された。

(金谷研究員)

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