イベント情報

10.20 第4回「ペルシア湾岸地域を取り巻く国際情勢と海洋の安全保障」研究会

  • その他の行事
  • 公開日:2017/10/25

1.第4回研究会概要

日時:平成29年10月20日(金)

場所:中東調査会

時間:18時30分~20時30分

出席者:今井宏平(アジア経済研究所研究員)、栗田真広(防衛研究所研究員)、小泉悠(未来工学研究所研究員)、村野将(岡崎研究所研究員)、八塚正晃(防衛研究所研究員)、中東調査会:村上

 

2.研究報告

報告者: 今井宏平・アジア経済研究所研究員

タイトル:トルコと湾岸諸国の関係

概要:トルコでは2002年11月に単独与党となった親イスラーム政党である公正発展党の下、中東の外交上の重要性が高まっていった。当初はアメリカの中東政策に追随していたものの、域外大国の関与が弱まるとともに地域秩序の安定化に向けて影響力を発揮するようになり、「アラブの春」が起きると「トルコ・モデル」を域内に普及することが目指された。しかし、地域秩序安定化の試みも失敗したことから、2016年以降は現実主義的判断や宗教的な要素が重視されるようになっている。トルコの中東政策において、湾岸地域はシリア・イラクといった隣国と比べると必ずしも重要な位置を占めておらず、サウジ・イラン間の対立にも関与を避ける姿勢が見られる。他方で、同じ湾岸諸国でもムスリム同胞団支持という立場からカタルとの関係を強化していく一方、これを敵視するUAEとは対立関係に陥っている。

 

※本研究会の成果は、2018年1月末発刊の『中東研究』 第531号および2018年2- 3月に開催予定の連続講演会で発表する予定です。

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