1.20 国際情勢シンポジウム「「自由で開かれたインド太平洋」と中東―港湾開発、連結性、地域秩序への含意―」
- 講演会の報告
- 公開日:2020/01/13
2020年1月20日(月)、日本記者クラブ「会見場」にて、国際情勢シンポジウム「「自由で開かれたインド太平洋」と中東―港湾開発、連結性、地域秩序への含意―」を開催しました。
演 題①:「中核としての連結性:インドの対西アジア政策、中国、及び日印協力」
講 師:ジャガナート パンダ(インド国防問題研究所(IDSA)東アジア研究センター長)
演 題②:「チャーバハール港開発と米国・イラン関係」
講 師:鈴木 均(アジア経済研究所上席主任研究員)
演 題③:「中国の一帯一路とグワーダル港開発」
講 師:笠井 亮平(岐阜女子大学南アジア研究センター特別研究員)
演 題④:「「インド太平洋」時代の中東における日印インフラ協力」
講 師:ティトリ バス(インド国防問題研究所(IDSA)アソシエート・フェロー)
討 論:
討論者:ファルハード タギーザーデ・ヘサーリー(東海大学准教授、写真右)、青木 健太(中東調査会研究員、写真左)
(シンポジウムはチャタムハウス・ルールで行われた)
登壇者より、各々インドの対中東政策、米・イラン関係とチャーバハール港開発、中国の一帯一路とグワーダル港開発、並びに、中東における日印インフラ協力について報告した。討論・質疑では、オマーンのドゥクム港開発、港湾開発に対する各国の狙い、EUを含めた多国間協力の可能性などに関する質問が出た。
(※講演内容は講師の個人的見解であり、講師の所属先の立場や見解、認識を代表するものではありません)