『中東研究』ご案内

『中東研究』第551号発行のお知らせ

『中東研究』第551号(2024年度Vol.Ⅱ)が9月30日に発行されました!

本号は「地域諸国にとってのガザ危機」と題する特集を組み、パレスチナをはじめ、エジプト、ヨルダン、イラク、イラン、トルコ、サウジアラビアにとってガザ危機が持ちえた意味について考えるための論文を掲載しました。このほか、「最近の動向」では、UAEのクリーンエネルギー政策、ターリバーンの女性政策、トルコ2024年統一地方選挙について分析した論文を所収しております。

本号にも、昨今の中東情勢を見通すべく、時宜にかなった論文が多数集まりました。是非お手にとってご覧いただければ幸甚です。

 

目次

【大使の見たままに】

中東の地殻変動下における日イスラエル関係/水嶋 光一

【特集:地域諸国にとってのガザ危機】

パレスチナ人三重苦の構造と中東諸国体制―「10・7反乱」の歴史的位置づけを考える―/長沢 栄治

エジプトにとってのガザ戦争/鈴木 恵美

ガザ危機が揺るがすヨルダンの安全保障――2023 年10月7日以降のパレスチナ問題対応/池端 蕗子

イラクにおける「抵抗の枢軸」:対ガザ戦争対応に反映される権力抗争/酒井 啓子

イラン革命勢力とパレスチナ:関係構築過程とガザ危機を経た現状/千坂 知世

ガザ危機とトルコ――独自の外交姿勢は国際関係に何をもたらしたのか/金子 真夕

サウジアラビアはイスラエルと国交正常化するのか /高尾 賢一郎

【最近の動向】

UAE のクリーンエネルギー政策と天然ガス産業/高橋 雅英

ターリバーンの女性政策の背景――アフガニスタンの宗教・社会・文化的要因を手がかりに/青木 健太

転換点としての2024 年トルコ統一地方選挙――野党躍進の要因と政治的影響/関 颯太

【書評】

渡辺司著『グローバル化時代のアルジェリア――〈アルジェリア戦争〉から〈ポスト新自由主義〉へ』/高橋 雅英

 

定価:本体2,000円+税 ※送料別

※『中東研究』は冊子版の他、セキュリティ付きのPDFファイルによるCD/DVD版も販売しております。

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