【外部講演会】琉球大学・沖縄国際大学(研究員 金子・近藤)
- 講演会の報告
- 公開日:2019/06/20
2019年6月12日(水)、当調査会の研究員2名が、琉球大学及び沖縄国際大学にて外部講演会を開催しました。
【外部講演会①】
開 催:琉球大学 国際地域創造学部 国際地域創造学科
演 題:「トルコとEU:対ドイツ関係を中心に」
講 師:研究員 金子 真夕
備 考:ティル・ヴェーバー 教授 兼 在西原(沖縄)ドイツ連邦共和国名誉領事の招待による
<要旨>
トルコの特徴や地政学的な重要性を概説した上で、トルコとEU及びトルコとドイツの関係を解説した。また、難民や外交政策などを軸として、トルコとEUの関係がどのように変化してきたのかを分析した。その上で、国際政治におけるトルコのプレゼンスや重要性について指摘した。
【外部講演会②】
開 催:沖縄国際大学 総合文化学部 英米言語文化学科
演 題:「イランとアメリカ、イランと日本:中東を理解するために」
講 師:研究員 近藤 百世
備 考:岡野 薫 講師の招待による
<要旨>
イランの特徴や概況を説明した上で、日本及び米国との関係史を概説した。その上で、米国によるイラン核合意離脱と対イラン制裁のもたらした影響を分析し、これらの問題が現在の中東情勢の不安定化に深く関わっている点を指摘した。最後に簡単な文化紹介も行った。